株式会社サラ

  • 作物トマト、パプリカ、レタス
  • 地域岡山県
当社概況

当社は、2016年(平成28年)、「アジアにおける未来の野菜カンパニー」を掲げ、広大な岡山県笠岡湾干拓地から新しい農業をスタートさせました。社名のサラ(SARA)とは、「Smart Agribusiness Research & Alliance」の頭文字をとったものです。

サラファーム笠岡(自社菜園)は敷地面積約18.3ha、巨大な“半閉鎖型グリーンハウス”3棟と木質バイオマス発電所を併設。栽培施設はトマト棟6.0ha、パプリカ棟3.4ha、レタス棟2.5ha、梱包・出荷エリア1.0haとなり国内最大規模、栽培技術を進化させ環境共生を実現させています。

サラファーム笠岡(自社菜園)設計図 

サラファーム笠岡(自社菜園)設計図 

上空写真

上空写真

栽培する野菜は、世界の品種を選りすぐり自社菜園で栽培。野菜の彩り・香り・食感や食味、新しい野菜の美味しさをお客様の毎日にご提供するとともに、お客さまのお手元まで鮮度を保つ商品形態(根土ポット付レタスなど)の研究、導入にも取り組んでいます。

当社の代表的商品:プラムトマト、フルーツパプリカ、サラトリオ(根土ポット付)

当社の代表的商品:プラムトマト、
フルーツパプリカ、サラトリオ(根土ポット付)

当社の強み

サラファーム笠岡(自社菜園)は、18.3haの広大な敷地と平坦な土地、年間を通じて豊富な日射量があり、豊かな水環境、陸から・海からの物流アクセスの良さなど、その立地に恵まれています。

技術面では、オランダの「ファン・ダー・フーベン(VAN DER HOEVEN)」社をはじめ、種苗や資材、設備など幅広いグローバル・ネットワーク、バイオマス発電に関して国内で最先端の技術とノウハウをもつ「株式会社タクマ」など、その分野のトップレベルの企業とパートナーシップを結び、新時代の農業革新を進めている点があります。

VAN DER HOEVEN社との交流や現場での撮影写真

VAN DER HOEVEN社との交流や現場での撮影写真

SDGsの取り組み

SDGs目標「2.持続可能な農業を促進」「7.持続可能なエネルギーへのアクセス」を主なテーマに、世界最先端の園芸テクノロジーと再生可能エネルギーを活用して、安心して食べられる美味しい野菜を、安定的にお届けすることを目的と定め、生産者・販売者・消費者にとって持続可能な関係が実現することを目指しています。

1)再生可能エネルギーの導入

グリーンハウスに併設する木質バイオマス発電プラントでつくる「蒸気」「電力」そして「燃焼ガス」(クリーンにした炭酸ガス)をグリーンハウス内の環境制御(温度・湿度など)や器機電源、さらには光合成に活用しています。
グリーンハウス内の温度・湿度・炭酸ガス・気流・養液などは、コンピューター制御により複合的にコントロールしており、不必要なエネルギー消費が発生しない取り組みをしています。また電力は、“再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)”に基づき「中国電力」を通じて地域のエネルギーとしても有効に活用されています。

2)自然資源の有効活用

野菜づくりは、太陽・水・大気そして生態系など、地球上の自然資源が支えています。自然資源への影響や負荷をなくす(上記1)とともに、自然資源の有効活用に取り組んでいます。瀬戸内の太陽の恵み、雨水の活用、有機培地(ココヤシ殻培地やピートモスポットなど)の全面採用、マルハナバチによる受粉など、より自然に近い環境に配慮した農業を実施しています。

3)持続可能な農業を担うプロフェッショナル育成

農業技術者はアジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア等の最先端園芸企業との「グローバル・カンファレンス」に参加するなど、農業をリードする世界の企業、国内の流通各社、そして何より生活者の皆様と向き合うなかで、社員一人ひとりが次代の農業を支える人材に成長するべく支援しています。

当社HPより、「安心・安全・美味しい野菜」をお客様に届ける

当社HPより、「安心・安全・美味しい野菜」をお客様に届ける

新たな連携へ

新たな農業を追求するべく世界とつながり創業。国内での新たな連携として、情熱ある生産者の方々とつながり、栽培ネットワークの拡充を進めています。私たちの持つ最新情報や自社菜園の経験・知見を共有しながら、互いの事業成長を目指しています。
提携菜園は新潟県や宮城県など全国に拡がりつつあり、社員が巡回し、菜園ごとの栽培施設や気候風土のもと、生育状況を共有・協議しながら栽培しています。品質管理は、当社統一の商品規格のもと、同一基準で出荷品質を管理しています。1ケ月毎にすべての菜園の品質を検査し、品質向上に活かしています。

結論

弛まぬ研究開発と戦略的な企業連携により未来とつながる農業、そして、“野菜”事業と“エネルギー”事業を同時に進行させるプロジェクトを推進している。

野菜づくりは、自然と人のチカラでつくるという農業の基本原則を守りつつ、野菜のつくり方を革新的に変えていく、国内最先端・最大規模のスマート農業事業の更なる発展に向け、進化を続けています。

次の世代のために一歩前へ進みましょう。

皆様からのご連絡をお待ちしています

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