当社の強みは、まず、有機肥料を主とした土作りと、徹底した減農薬による生産体制であります。
大葉は、葉に虫食いがあると価値がなくなるため、農薬使用量が多い作物として認識されてきました。
しかし、当社は有機栽培、土づくり・減農薬にこだわり、大葉の栽培に関わる全工程を全て自社で行うことで他社との差別化に成功し、安全・安心の作物として生協・商社・レストラン等からの多数の引き合いを受けています。
当社は大葉を主とする野菜の生産・販売・加工を行う農業法人です。
1983年に、現社長の父が、ミカン栽培から大葉へ作物転換を行いました。
当時の社長は、年間雇用ができる作物、重量が軽く女性でも運べる作物、日曜日に休めるという労働環境が実現できる作物に作物転換をすることで経営を安定させたい、と考えており、その条件を満たす作物として大葉を選びました。
麻生社長
現社長に事業承継後は、大葉は食事を華やかにするもの安心して食べてもらいたいとう想いのもとで、徹底した減農薬による生産体制をとり2009年からは佐賀県の特別栽培農産物に認定されました。
ハウス内での作業風景
当社の合言葉「優しい野菜で、笑顔を咲かせる」の通り、社員一丸で、土作り・減農薬に取組み、健康に良く美味しい青しそを、葉一枚一枚に愛情を込め丁寧に栽培しています。
また、青しそそうめんや青しそジュースなどの加工品の販売も行っており、幅広い年齢層、しその美味しさを届ける工夫をしています。
大葉を選んだ先代の社長の考えの通り、女性が6割を超える女性が働きやすい職場を実現しました。
今後は、農業法人という枠組みだけではなく、一般の中小企業としても評価されるような事業展開を目指しています。また、当地で仕事を続けていくことで地域を盛り上げていくことも大切な目標としています。
育苗から育てる生産技術
当社の強みは、まず、有機肥料を主とした土作りと、徹底した減農薬による生産体制であります。
大葉は、葉に虫食いがあると価値がなくなるため、農薬使用量が多い作物として認識されてきました。
しかし、当社は有機栽培、土づくり・減農薬にこだわり、大葉の栽培に関わる全工程を全て自社で行うことで他社との差別化に成功し、安全・安心の作物として生協・商社・レストラン等からの多数の引き合いを受けています。
また、多様な納品先へ欠品が発生しないようシステムを構築し、需要・供給予測を行い組織的な教育・連携・部門管理により欠品が発生しない生産体制の構築にも成功しました。
SDGsの取り組みについては、当社は徹底した減農薬による生産体制と土づくりにこだわってきた「結果として」以下のSDGsに繋がる取り組みを実践してきました。
徹底した減農薬と土づくりにより、農薬・化成肥料の廃棄物管理をすることで、ヒトへの健康や環境への悪影響を最小限に留めています。
当社製品
先代社長が大葉を選んだ理由の通り、大葉は軽くジェンダーに関係なく収穫作業ができる作物となっています。加工所も併設されており、女性が働きやすい職場環境を作りました。
女性が働きやすい環境
省エネは、当社は重油による加温を施設により大葉を栽培していることから、栽培温度についてデータ収集を行い、最小限の重油の使用で最大限の生産量を確保できるよう、こまめな温度調節を実施しています。
最近の燃料費高騰は経営を圧迫させる大きな問題となっており、現場では様々な省エネの工夫を実施しています。
更には、兵庫県の農場では、太陽光発電や木質バイオマス発電を導入した再生可能エネルギーの活用に、8年前の創業時から取り組んでいます。販売面においては紙素材のパッケージを利用することで、脱炭素の取り組みに繋げています。
電力については、照明のLED化により電気消費量を削減しています。
ハウスの外観とハウス内部の2重カーテン
当社は、有機肥料を主とした土作りと、徹底した減農薬による生産体制をとっており、健康に良く美味しい青しそを葉一枚一枚に愛情を込め丁寧に栽培してきました。
減農薬や土づくりに取組むことが、化成肥料を使わない農業や有害物質を排出しない農業に繫がりました。
また、これまで燃料費の削減のために燃料使用量を削減してきたことが、CO2の排出量削減にも繫がっています。
次の世代のために一歩前へ進みましょう。
皆様からのご連絡をお待ちしています